2011年5月23日月曜日

「祭りが寂れると国が沈鬱に」石原都知事

週末に終わった今年の「三社祭」ですが、「神輿のない三社祭」などと、例年とは異なる寂しい報道があちこちでされていました。
震災前は中国観光客で大変盛り上がっていた海外観光客さえも激減し、それに加え祭り中止で仲店やその他浅草の各商店をはじめ、観光業など浅草地域の経済損失はホントに大きいものだと思います。
 

とかく東京の祭りではこの「三社祭」がメディアに多くフォーカスされますが、本来この時期に開催されているその他の東京の祭りが「全滅」と言っていいほど、そのほとんどが自粛となっています。

そんな中、「パチンコ屋/自動販売機」で物議を醸した「石原都知事」が、「祭りが寂れると国が沈鬱に」とコメント。また、東京都江東区の「深川神明宮」は例年通りの開催を表明したようです。

「祭り」というと「お祭り騒ぎ」、「めでたい」、「騒動」などと容易にイメージされがちですが、お祭りとは何か? 何のためのお祭りなのか? お祭りをやる事とやらない事ではどんな違いが生じるのか? など、「もうそろそろやったら良い」と言われたお祭りが始まる前に、今一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。


■2011.5.20 msn 産経ニュース
東京都の石原慎太郎知事は20日の定例会見で、中止が相次ぐ花火大会や規模を縮小した浅草・三社祭(浅草神社例大祭)について、「もうそろそろ(祭りも) やったら良いと思う。寂れてしまったら国全体が非常に沈鬱になる」と指摘。「別にぜいたくするわけじゃない。肩組みあって神輿かついで、それを眺める一種 の連帯感の中で気持ちが盛り上がるわけだから、決して被災された東北の方々に気の毒なことにはならない」とした。

■2011.5.20 msn 産経ニュース
当初断念した神輿渡御を、通年通り実施する神社もある。東京都江東区の深川神明宮は、16日の常任総代会で約30人の満場一致で8月14日に例祭を予定通り開くことを決めた。町会神輿も予定通り担がれる。

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