写真は先日行われた「2010年・三社祭」、連合渡御の1コマ。浅草神社で御祓いを受けて、社殿を後に街に向かって出て行くところです。
絢爛で立派な神輿ですが、神輿の屋根の上、中央に将棋の駒の形をした札(文字通り、駒札〈コマフダ〉と呼ばれます)を見ると「象三」と書かれており、ここには「町会名」が明記されています。したがってこの神輿は「浅草象三」町会さんの神輿だと言うことが解ります。
そしてここで注目していただきたいのが、写真で言うと神輿の手前左にある、ちょとだけ屋根が付いて何やら文字が書かれている「作人札〈サクニンフダ〉」と言われる小さめな札です。
ここには、この神輿を造った作者の名前が入る訳ですが、よ〜く見てみると『宮本重義作』と書かれており、この神輿を納められたのは地元浅草、創業 文久元年(1861年)という老舗中の老舗、「株式会社 宮本卯之助商店」さんという事が解ります。
こんな風にお祭りを見ても、また違った楽しみが加わります。
ん〜なるほど、んじゃ『宮本重義』さんは社長か、創業者だね! と考えますが、実は違うんですね。
ただいま各所で好評配布されております「リアルジャパン'オン」フリーマガジン(BASIC2010初夏号)をご覧になられた方は既にご存じの事と思いますが、この『宮本重義』という作者名、社長でも創業者でもなく、人の名前ではないんです!!!(私も人名だと思い込んでいましたが・・・)
えっ、じゃあ誰!? 何!? とお思いの方は、是非「リアルジャパン'オン」フリーマガジン(BASIC2010初夏号)をご覧ください!!!
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